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残るは言葉ばかりなり。


by fly-high0320

いっぽいっぽ

労働事件担当の弁護士として、労働者側・会社側双方の弁護士としてロールプレイイングし、依頼人の事情を踏まえて交渉に当たる訓練を行う(⇒第1編第3章第10)。

ってのをやることになりました。
日本語の授業にお邪魔させてもらって、交渉の練習に付き合うのね。
①就業規則がない場合の欠勤報告の方法、②労働法に依拠した退職金の金額の二点を論点として、雇用主、非雇用主の一方の側に立って交渉するわけです。
一般情報に加えて双方にシークレット情報も教えられてます。訓令ですね。w

日本語の授業なんで、こっちの子達はこの内容を日本語で議論するわけです。
こいつぁ相当きついぜ。

けど、まるで手を抜くつもりはありませんから(笑)。
オージーはプレゼンスピーチに関しては殺人的な能力を持ってるので、言語のアドバンテージがあっても気を許したら負けちゃうかもしれません。
日本語の授業なんだから君がしゃべってもしょーがないじゃん、とか
飛び入り参加ででしゃばってんじゃねえ、とか
そんな罵声が聞こえてきそうですが、
そんなルールこの国に存在しないのは君たちが教えてくれたんだよね?
大人気なくボコしてきます。(にやり)


で、意気込んどいて間逆ベクトルな話ですが。

こっちに来てえらく感じるのは、自分って典型的な広く浅い人間関係ばっかりだよなあ、ってコト。
なんかこっちにはこっちでグループ的なものがあるわけですが、それなりに誰とも話せるのね。

で、その理由はキャラが定まってないからだと思うんだ。
こっちでね、初めて会う人にそれぞれかなり違う印象をもたれるみたいなの。
超アウトゴーイングでしょ、といわれたと思えば、
なんか静かそうだよね、とか。
いつも死にそうな顔してるよねー、に対して
なんかぜんぜん忙しくなさそうだねー、とか。

忙しくなさそう、は人生久しぶりに聞いた気がします(笑)。

なんか、自分のキャラって固定されてないんだな、って。
転じていえば、いろんな振舞い方ができるんだ。
それを違う相手に試してみればいい「だけ」か。
そう思うと、ちょっと気が楽になるわけです。


ただ問題はね、芯がないから関係が深くならない。
気が合う、っていうのがほとんどないんだよね。
なんか自分からもそこまでコミットしたいって意思が生まれないし、多分向こうにも。
寂しがりやだから話したいっていうのはあるけど。それがなかったら、たとえば二次元に満足を見出しちゃったりしたら(おいおい)、多分誰とも話そうとしないだろうなあ。
それってつまり、自分の芯が二次元ってことかあ。いや、それはさすがに、うん、ないない(逡巡)

まあ、芯に限らず相変わらずでかいのは、絶対的なコミュニケーション能力の不足、だけどね。笑
会話って難しい。ネタがないネタが。二次元の話していい?あ、ご、ごめんなさいorz

友達が「対話」って言葉が大好きなんだけど、
確かにこっちが働きかけなかったら誰も話しかけてはくれないよね。
それはコミュニケーション能力を伸ばしようがない人にとってはある意味絶望的な状況なんだけど、
幸い自分はまだ延びしろがありそうだから。あるはずだから。ないと困るから。あるといいなあ。



広さをキープしつつ深くできたらいいんだけど、まあ、それは50年くらい先かな。(笑)
by fly-high0320 | 2007-10-09 18:49