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残るは言葉ばかりなり。


by fly-high0320

合衆国ニッポンポン!―空想の世界に浸らない―

―― 前回の「夢のようなスゴイものを努力をしないで獲得する」のお話ですね。自分が置かれた状況は不安定なのに、自分の能力には自信が持てるというところが、今ひとつリンクしないのですが……。

 これはゆとり教育とか、少子化によるものなのか、もしかしたら社会が人権、人権と言い過ぎたのか分からないんですけど、子供が子供時代から守られることが多いですよね、何だかんだ言っても。

―― 子供時代に社会と相対することがあまりないんですね。

 守られ続けてきてしまって、社会に対しての具体的な指針も与えられない人間が、いきなり社会に出たら、それは挫折しますよ。だって社会というものが自分に対する「敵」であるということが、いきなり分かってしまうわけじゃないですか。

(NBonline 「世界は自分に優しくない」という解毒剤 谷口悟朗監督「コードギアス 反逆のルルーシュR2」(2) 2008年8月29日 金曜日)
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子どもの人権なんて、要注意だぜ。(笑)
途上国だ貧困だ紛争だと叫んでも、やっぱりリアルはこっち、先進国側。
それはそれとして、それを少しでも解消したい。
最近の、一番の動機。
うん、大学生らしくて、いいんじゃない。



と、思ったけれど。
「卒論は世界を広げる場ではない」というアンチテーゼ。
机の上で世界が広がるものか。
知り尽くした特定の枠の中の世界でしか、論文に相応しい緻密な議論は展開できないのではないか。


…ポーランドとウクライナに留学してた友達の会話を聞いたんです。
ヨーロッパ面白そうだな、と思ってたところに。
ローカルでディープな会話に、自分の出る幕じゃない、と感じてしまったんです。
どれだけ文字から知識をつけても、現地を見た人の感覚にはかなわない。
感覚なしに語ってはいけない。
そんなことを思ったわけです。



…なんて、ね。
それこそ机上の空論結構。
四の五の言わずに、自分の興味のあるものをやるのが一番なんだろう。
これまでの行動が自分の今の興味と結びついてないことを嘆いても意味がない。
さっさと探しましょ。
by fly-high0320 | 2008-08-29 13:27