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残るは言葉ばかりなり。


by fly-high0320

religion

宗教って難しい。

理解できる、共感できる部分もあるんだけど、
どうしても行き着くのは、
「自分審判の日に罰せられちゃうじゃん」
っていう明白な事実。w

宗教は全ての事象が説明可能らしい。
今日は時間がなかったから深められなかったけど、一回問い詰めて自分なりにいけるとこまでいってみたい。論理破綻しないかどうか試してみたい。
全ての事象はGoodかevilに分けられるんだって。
特定の事象がevilであり、正しい手段が採れるという状況が整った場合は、暴力によってevilをdefeatすることも許されるんだって。
他宗教は神に関してmisunderstandingだけじゃなくてrejectionもしてるから、キリスト教はdistinciveなんだって。
ブッシュが真にキリスト教徒であれば、彼もparadiseにいけるんだって。

突っ込みどころ満載ですよね。


共感できる部分もあるんだよ。
個人的には宗教って謙虚さを与えてくれるから大事だと思う。ほら、自分らしい捉え方でしょ?w
友達はアイデンティティの形成に宗教はすっごい大事って言ってたけど、確かにそれもわかる。個人のポジションを神っていうバカでかい存在と関連付けて規定してくれるんだから。
そりゃあ安心もするし、自分もよく見えるようになると思うよ。


けど上記のような部分もあって。こりゃあいかん、理解しあえないと。そう思うわけです。
まあでも、問題は彼らの「信念」で。
彼らが正しいと思ってる以上、「それ」は「彼らにとって」「絶対の真理」なわけで。なんてこった。

で、自分が質問攻めした後にもはっきりせずに悩んでたら、韓国の友達が
「Ill tell you the solution. Believe in Christ!」
って。

いや、違うだろう。
それは君にとっては心理だから信じられるけれど、
僕にとっては信じる理由が必要なんだよ。

わかる、確かに僕らはsinを抱えてるかもしれない。
けど、そこまでだ。
今日の「議論」から分かったこと、理解できたことはそこまで。
今日の合意ラインはそこまでが限界だ。
そのステップを、多分永遠にゴールにたどり着かないステップをすっ飛ばして大昔の人なんか信じられるか。と。


でも、一般の信者はそういう風に極めてシンプルに信仰を持ってるんだろうなあ。
彼らは完全に自分の宗教について理解してるわけじゃない。
完全に、ないしは殆ど理解しているのは、司祭であるとか牧師であるとか、聖職についている人。
後者はすさまじい量の論理で宗教と言う不明確な塔を築いていて、前者との間には知識に関して大きなディバイドが、クリーヴィジがある。
後者の示す塔があまりにも巨大すぎて、前者は理解を諦める。代わりにただその大きさを知る。雲を越えて一人の視界に納まりきらない、認識し得ない超越的なもの。それに畏怖を抱き、屈服する。論理の奥に潜む普遍的心理とは言い難い矛盾や疑問には触れず、論理そのものについても深い理解もできず、ただその存在自体に圧倒される。そうやって宗教は人を取り込み、広がっていく。そんな気がする。

Believe in Christという彼の言葉は、これが正しいならだいぶ核心を突いてるんじゃないかなと思う。

そして自分は、それには屈しない。
たとえそれが自分の認識領域を超えていても、自分が納得する手段でしか受け入れたくない。


なんていうと多分「奇跡」がいつか起きる、なんていわれるんだろうけど。わお、きもい。

さてさて、とりあえずこのトピックはおいといて、明日のリーディングを。
テーマはownership、妊婦は胎児に対し所有権を有するか、胎児は人格を持つか。
また宗教が関わってくるのかしら。あああああ、きもい。でも諦めない。
by fly-high0320 | 2007-10-10 23:06